入社1年目は製造現場でモノづくりを経験して、2年目から現在にいたるまで生産管理の仕事を担当しています。
生産計画と手配計画を立案して、製造現場にオーダーし、在庫や出荷の状況まで管理します。
お客様との橋渡し役を務めながら、会社全体のコントロールをするのが私たちのセクションの役割です。
生産管理の仕事は、正解がひとつじゃないんです。スタートとゴールは同一でも、そのプロセスや方法論は無限にあります。
お客様の求める需要(品質や納期)と生産ラインの供給体制。その間でバランスをとりながらベストの答えを導き出す。
自分の立案する計画次第で全体の効率が大きく変わります。知識をフルに使わなくちゃいけない。それが醍醐味ですね。
最近、生産管理システムを一新しました。そのためこれまで使ってきたツールで一部使用できないものも出てきています。
そうした目の前の課題に即時に対応しつつ、先を見据えた課題としては「対話力を身につけること」を意識しています。
お客様とのやりとりの精度を挙げるための対話力です。これがベストの生産計画を立案するための肝だと思います。
キャッチフレーズ的にいうと「お客様から愛されるプロデューサー」です。
生産管理は瞬時の判断力が問われます。また方向転換を強いられたときは代替案を複数パターン用意する柔軟性も必要。
それができてはじめてお客様から愛される。その域にたどり着くためにも、今後は書籍を読みあさりたいと考えています。